医薬品は、有効かつ安全に使用するために「情報」を欠かすことができません。そのためDIは、医薬品を適正に使用するための情報を収集・評価し、その情報を医師や看護師をはじめとする医療従事者や患者さんに提供することを業務としています。
DIでは、厚生労働省や医薬品医療機器総合機構(PMDA)により提供される「緊急安全性情報」「医薬品・医療機器等安全性情報」などの副作用情報や医療安全情報、製薬企業などから伝達される医薬品に関する様々な情報を迅速に収集し、保管・管理しています。
その他にも国内外の論文や医薬品に関する書籍や学術雑誌、医薬品データベース、インターネットなど様々な情報源を用いて情報を収集しています。
収集した情報は評価した結果に基づき、必要に応じて医師、看護師、病棟薬剤師、その他の医療従事者に速やかに伝達しています。また、医療従事者や患者さんからの医薬品に関する質問に対しての情報提供も行っており、どんな質問にも迅速かつ正確な回答ができるよう、努めています。院内で収集した副作用情報は、評価を行い、病院の基準に従ってPMDAに報告しています。また、DIニュースの発行等、医薬品情報を発信することで院内での医薬品適正使用に貢献しています。