東海大学医学部付属病院で施行するがん化学療法については、がん診療連携拠点病院運営委員会下部組織のレジメン分科会で「レジメン審査基準」をもとに審議・承認されています。
薬剤部ホームページでは、当院でがん化学療法を受ける患者さんの適切な投薬管理を目的として地域医療機関との連携を図るため、医療従事者(医師、看護師、薬剤師)を対象に各診療科了承のうえでレジメンを公開しています。
一般の方への情報提供ではないことを予めご了承ください。
レジメンはレジメン分科会で承認された「レジメン作成マニュアル」をもとに作成していますが、投与量、投与スケジュール、支持療法で使用する薬剤については患者さんの状態によって変更されます。
なお、休薬期間はレジメンの最終投与日(内服薬を含む)から次のサイクル開始可能前日までの日数を表示しており、1サイクル内で複数の抗がん薬投与日がある場合は、day1用、day8用として分割して作成することがあります。
※薬剤部では、定期的に採用銘柄の見直しや後発医薬品・バイオシミラー製剤の導入を行っています。そのため、各レジメンに登録されている医薬品が現在使用している医薬品と異なる場合がありますので、予めご了承ください。
レジメンに関するお問い合わせは下記対応時間に薬剤部までお願いします。
対応時間:病院稼働日の10:00~12:00
連絡先:0463-93-1121(代表)
当院の処方や、退院時に病棟薬剤師が発行した「薬剤管理サマリー」「退院時服薬指導書」などに関する情報提供については『トレーシングレポート』用紙をご利用ください。
情報提供内容によって『使用薬情報シート』『吸入手技チェックシート』『がん化学療法副作用評価シート』『心不全チェックリスト』『呼吸困難感の評価シート』を使用することも可能です。
各用紙は「情報提供用紙ダウンロード」よりご使用ください。
※『トレーシングレポート』のデータはzip.形式にて保管しています。
連絡先FAX:0463-93-2203
当院では入院患者さんの安全確保のため、入院前より常用薬の服薬状況把握に努めています。診察時や入院時に確認を行っておりますが、お薬手帳をお持ちにならない方もいらっしゃいますので、当院へ入院予定の患者さんについては『使用薬情報シート』にて入院前使用薬の情報提供にご協力いただきますようお願いします。『使用薬情報シート』は下記の「情報提供用紙ダウンロード」よりご使用ください。なお、患者さんが来局時または受診時に直接『入院予定患者の使用薬情報提供のお願い』用紙をお持ちになった場合は、その用紙にご記入いただきFAXにて返信をお願いします。
連絡先FAX:0463-93-3490
当院へ情報を確実にお送りいただくために
入院前使用薬の情報提供についてはFAXのテスト送信に対応いたします。
テスト送信前に入退院センター(第2・4土曜、日曜祝日以外の9~17時 代表TEL:0463-93-1121 内線:6171・6172)までご連絡ください。テスト送信後、問題がなければ短縮ダイヤルをご登録いただくことで、今後も当院で確実に受診することができます。
吸入療法では吸入手技が治療効果へ大きく影響します。患者さんが正確で安全な吸入方法を習得する必要があるため、当院医師より吸入指導を依頼することがあります。吸入指導後は『吸入手技チェックシート』にて情報提供をお願いします。病院へフィードバックしていただきました情報は、今後の診療に活用いたします。『吸入手技チェックシート』は下記の「情報提供用紙ダウンロード」よりご使用ください。なお、患者さんが来局・来院時に直接『吸入手技チェックシート』をお持ちになった場合は、その用紙にご記入いただきFAXにて返信をお願いします。
連絡先FAX:0463-93-2203
抗がん薬で治療を受けている患者さんの副作用発現状況を評価し、保険薬局と病院で情報共有を行うことにより、副作用の早期発見、重篤化防止等につながります。治療中の患者さんに副作用モニタリングを実施した際は、『服薬情報提供書(トレーシングレポート)』にて副作用発現状況に関して病院へ情報提供をお願いします。がん化学療法副作用評価用の『服薬情報提供書(トレーシングレポート)』用紙、その記載例、副作用評価の参考資料『副作用確認表』は、下記の「情報提供用紙ダウンロード」よりご使用ください。なお、外来化学療法室で薬剤師が患者さんに説明を行った場合は、患者さんが来局時に直接、用紙をお持ちになりますので、その用紙にご記入いただきFAXにて返信をお願いします。
連絡先FAX:0463-93-2203
~地域でのAE(Adverse Event)連携の仕組み~患者から直接、または介護施設などを通して薬局に寄せられた有害事象について、卸業者、製薬企業を通して厚生労働省に報告する流れです。
報告書として、下記の「情報提供用紙ダウンロード」より『AEヒアリングシート』用紙をご利用ください。AEヒアリングシートは「医薬品安全性情報報告書」と比較し、簡易的な記載様式となっています。併せて処方元の医療機関へフィードバックすることで、医師への情報提供のツールとして使用できます。
心不全の患者さんについて、症状の変化や服薬状況を確認するなど、フォローアップによる心不全増悪の予防・早期発見が重要となります。当院では、医師が必要と判断した患者さんへ心不全の症状や服薬状況を確認するための『心不全チェックリスト』をお渡ししています。患者さんが来局時に『心不全チェックリスト』をお持ちになった場合は、保険薬局で症状や服薬状況について確認していただき、FAXにて病院へのフィードバックをお願いします。継続的なフォローアップの際は、下記の「情報提供用紙ダウンロード」より『心不全チェックリスト』を使用していただき、情報提供をお願いします。病院へフィードバックしていただきました情報は、今後の診療に活用いたします。
連絡先FAX:0463-93-3737
オピオイドを使用している患者さんに対しての治療効果や副作用については患者さんへ直接確認し、薬物療法の評価を行うことが大切です。当院では呼吸困難感に対してオピオイドが処方されている患者さんの症状や副作用の評価ツールとして『呼吸困難感(息苦しさ)の評価シート』を使用しています。評価した結果を参考にすることで患者に沿った服薬指導が実施できます。下記の「情報提供用紙ダウンロード」より『呼吸困難感(息苦しさ)の評価シート』を使用していただき、薬剤の効果や副作用の確認、医師へのフィードバック等にご活用ください。
当院では抗がん薬で治療を受けている患者さんやご家族に対して、患者さんの排せつ物による同居家族への抗がん薬曝露対策について説明しています。抗がん薬治療を開始する患者さんについては、下記の「情報提供用紙ダウンロード」より『がん化学療法を受ける患者さんとご家族へ』をご使用ください。
当院では手術や検査の前に休薬が必要な抗凝固薬・抗血小板薬に関する情報提供として、患者さんに『手術や検査の前に主治医へ申告が必要な薬剤の一覧表』をお渡ししています。ご自身またはご家族と一緒に服用中の薬剤について確認をお願いしていますが、患者さんが来局時に一覧表をお持ちになりましたら、お薬手帳などで服用中の薬剤について確認していただきますようお願いします。 なお、『手術や検査の前に主治医へ申告が必要な薬剤の一覧表』は上記の「情報提供用紙ダウンロード」にありますので、ご活用ください。
調剤上の典型的な変更に伴う問い合わせを減らし、患者さんへの薬学的ケアの充実および処方医師と保険薬局の負担軽減を図ることを目的として、「東海大学医学部付属病院 院外処方 疑義照会プロトコール」を病院として定めています。本プロトコールの運用につきましては、事前に保険薬局と当院との合意書の締結が必要です。また、本プロトコール合意書に基づき処方変更が行われた場合は「疑義照会プロトコールに基づく処方変更報告書」によりご報告をお願いいたします。
プロトコールの詳細および合意書締結までの流れは下記のリンクよりご参照ください。
疑義照会プロトコールに関するお問い合わせは下記対応時間に薬剤部DI室までお願いします。
対応時間:病院稼働日の10:00~16:00
連絡先:0463-93-1121(代表)
E-mail:yakuzai-di@tokai.ac.jp