就職をお考えの方へ

よくいただく質問についてQ&Aでお答えします

1day仕事体験やインターンシップは実施されていますか?
1day仕事体験を実施しており、インターンシップは実施しておりません。
2023年度1day仕事体験概要
開催日時:薬キャリ1stに随時掲載
体験内容:病院内見学、調剤室・注射センター・DI室にて病院薬剤師の仕事体験、病棟薬剤師の業務見学、若手薬剤師との交流会(国家試験対策や就職後の感想など)なお、感染状況により薬剤部内のみの見学となる場合があります。
参加条件:薬学部生
各回の参加人数:5名
応募締め切り日:開催前日の午前9時まで
選考:先着順
報酬・条件:報酬なし、交通費支給なし、宿泊費支給なし、保険加入必要なし
持ち物:白衣、上履き、名札(大学名と氏名が記載されたもの)
参加を希望される方は薬キャリ1stまたは下記のメールアドレスよりお申込みください。
お申込み後、日程をメールでお知らせいたします。
件名;1day仕事体験希望 本文:大学名・学年・氏名・希望日
E-mail:yakuzai@tokai.ac.jp
薬剤部の見学をするにはどうしたらいいですか?
薬剤部では定期的に2時間程度の見学・説明会(オンラインまたは現地)を開催しています。参加を希望される方は下記のメールアドレスまでご連絡をください。
件名:説明会希望 本文:大学名・学年・氏名・希望参加方法(オンラインまたは現地)
お申込み後、説明会の日程をメールでお知らせいたします。感染状況によりオンライン開催のみとなる場合があります。
E-mail:yakuzai@tokai.ac.jp
入職後のスケジュールはどのようになっていますか?
数か月、各部署(調剤、注射・外来化学療法、病棟業務、DI、製剤・放射性医薬品、治験事務室など)をローテーションで回り、配属部署が決定します。その後、宿直、日直の練習が始まります。
就業時間・休日・休暇は?
就業時間 平日9時~17時(実働7時間/日)、土曜日9時~15時(実働5時間/日)※早出あり
休日 日曜日、祝日、第2・第4土曜日
休暇 年次有給休暇、夏期休暇、年末年始休暇等
宿直・日直の頻度はどれくらいですか?
宿直(2~3名体制)は月2回程度、日直(7~8名体制)は1ヶ月に1回程度です。
どのような特色を持った病院ですか?
特定機能病院として、また地域の中核病院として、近隣の医療施設と緊密な機能連携、機能分担を行いながら、高度医療の提供に努めています。また、医学部付属病院には高度救命救急センターも併設しており、ドクターヘリ運用も含めて、24時間体制で神奈川県下の救急医療に迅速な対応を図っています。
採用試験はいつごろ行われますか?
薬剤師の新規採用については、4月頃に募集の案内を出し、5月頃に試験を行います。結果については、面接試験日後の概ね2週間以内に通知しています。詳しくは職員採用情報HPをご覧ください。
2022年度 オンライン試験(WEB適性検査・WEB面接)
2023年度 実地試験(専門・小論文・面接)およびオンライン試験(WEB適性検査)
*感染状況により試験方法が異なります。
どのような認定、専門を持った薬剤師が働いていますか?
様々な認定・専門資格をもった薬剤師が働いております。詳しくは認定薬剤師についてをご覧ください。
出産、育児休暇は取れますか?
取得できます。実際に出産、育児休暇を取りながら働いている方もいます。
また、こどもが9歳になった年の年度末まで、短時間勤務(50~80%勤務)を選択することもできます。
災害時にはどのような活動を行いますか?
東日本大震災では東海大学医学部付属病院として医師、看護師などと共に被災地での医薬品の管理や避難所での医療提供を行いました。また、日本病院薬剤師会の要請でも被災地に行き、医療提供を行いました。
  • ▲災害派遣車両

  • ▲避難所における調剤

薬剤師による薬の適正使用の提案や副作用回避といった症例はどのくらいあるのですか?
薬剤師が直接薬剤治療に関与し、薬学的患者ケアを実践して患者の不利益(副作用、相互作用、治療効果不十分など)を回避あるいは軽減した事例をプレアボイドと呼びます。
当院では、患者への不利益な事象を回避、軽減した場合、「プレアボイド報告」として日本病院薬剤師会へ報告しており、年間約460件報告を行いました。
業務外ではどのような活動がありますか?
4月には新人歓迎会、5月には他病院との野球大会、7月には病院全体で催される納涼祭への出店、12月には4病院合同の忘年会など、業務以外にも様々な交流する機会があります。

就職をお考えの方へ

2年目

入職後3ヶ月間の研修期間を経て調剤・製剤・放射性医薬品係に配属となりました。
調剤係では内服調剤・外来患者指導・在庫管理等、先輩方にアドバイスを頂きながら安全な医療を提供できる様に努めています。
また、薬剤科には認定資格の取得や専門性の高い業務に対応するため、緩和・感染・栄養等の専門チームがあり、各チームが主催する研修会等に参加することで知識を深めています。 私は、日々の抗菌薬調剤を通じ、抗菌薬に興味を持つようになり、2年目の4月から、感染・抗菌薬チームの一員となりました。チームではon the job trainingを行っています。先輩が抽出した患者について、私が抗菌薬治療のサマリーを作成すると、ASTカンファレンス後に先輩が内容をフィードバックしてくださいます。実臨床における抗MRSA薬・広域抗菌薬の選択および投与量について病態や検査値より適正か判断できるようになるため、私は積極的に取り組んでいます。

3年目

私は今年で入職して3年目になります。4ヶ月間の研修を終えた後、調剤、製剤・放射線医薬品係に配属されました。調剤係では主に入院・外来患者さんの内服薬・外用薬等の調剤、外来患者さんへの自己注射の指導や服薬指導を行っています。毎日多種多様な処方内容に触れるため、様々な経験・知識を身に着けることができます。3年目になった現在は調剤業務だけでなく、医薬品の在庫管理や実習生の指導なども行っています。まだまだ知識不足と感じる場面もありますが、臨床現場で活躍できる薬剤師を目指して日々成長していきたいと思っています。

5年目

入職1、2年目は調剤室で、内服薬・外用薬の調剤業務、院内薬局窓口での患者指導業務を担当していました。3、4年目は注射センター・外来化学療法室で、注射薬の調剤、高カロリー輸液や化学療法薬の混注業務、外来化学療法室での患者指導業務、医薬品管理業務を経験し、今年度の4月より病棟配属となりました。私の担当する病棟は腎代謝内科、口腔外科、泌尿器科、移植外科を主科とする病棟で、いろいろな病態の患者さんを相手に業務にあたっています。特に糖尿病の患者さんの病識、食事に関する知識の向上、インスリン自己注射手技の確立、栄養指導などを目的に教育入院を行っている点が特徴的です。そこでは医師、看護師、薬剤師、栄養士などの様々な職種が協力して患者さんのサポートをしていきます。今まで病院薬剤師として経験して積み重ねてきた知識、技能を活かして業務にあたることができ、やりがいを感じる機会が非常に多くあります。今後も患者さんにより安心、安全で納得してもらえる医療を提供できるように、薬剤や病態の知識をつける努力し、日々成長していきたいと思います。

10年目

1・2年目は注射センターと外来化学療法室、3年目は病棟業務で整形外科病棟、4・5年目は神経内科病棟を担当し、6年目から調剤係でリーダー業務を担当しました。業務以外では4~6年目に薬剤学会のポスター発表演者、医療薬学会でポスター発表の共同演者、日本オストミー協会のイベントで講演会を経験し、また日病薬病院薬学認定薬剤師を取得しました。8年目は妊娠を機に産休育休制度を利用し、9年目から時短勤務で復職しています。自宅での子育て生活に仕事が増えたため、始めは体力的に辛かったですが、同じ職場環境のおかげで慣れることができました。10年目からは病棟業務に戻り、患者指導や持参薬鑑別を中心とした業務を担当しています。また、薬剤部内の感染・抗菌薬チームに所属し、院内感染防止対策マニュアルの改訂作業、感染症領域の後輩教育を充実させるための問題作成、職場の環境整備等に取り組んでいます。
近年はアプリやe-learningが充実し、オンライン勉強会の機会も増え、子育てをしながらの薬剤師にとっても取り組みやすい環境に変わりました。今後は専門領域の認定取得を計画していこうと思います。