よくいただく質問についてQ&Aでお答えします
入職後3ヶ月間の研修期間を経て調剤・製剤・放射性医薬品係に配属となりました。
調剤係では内服調剤・外来患者指導・在庫管理等、先輩方にアドバイスを頂きながら安全な医療を提供できる様に努めています。
また、薬剤科には認定資格の取得や専門性の高い業務に対応するため、緩和・感染・栄養等の専門チームがあり、各チームが主催する研修会等に参加することで知識を深めています。
私は、日々の抗菌薬調剤を通じ、抗菌薬に興味を持つようになり、2年目の4月から、感染・抗菌薬チームの一員となりました。チームではon the job trainingを行っています。先輩が抽出した患者について、私が抗菌薬治療のサマリーを作成すると、ASTカンファレンス後に先輩が内容をフィードバックしてくださいます。実臨床における抗MRSA薬・広域抗菌薬の選択および投与量について病態や検査値より適正か判断できるようになるため、私は積極的に取り組んでいます。
私は今年で入職して3年目になります。4ヶ月間の研修を終えた後、調剤、製剤・放射線医薬品係に配属されました。調剤係では主に入院・外来患者さんの内服薬・外用薬等の調剤、外来患者さんへの自己注射の指導や服薬指導を行っています。毎日多種多様な処方内容に触れるため、様々な経験・知識を身に着けることができます。3年目になった現在は調剤業務だけでなく、医薬品の在庫管理や実習生の指導なども行っています。まだまだ知識不足と感じる場面もありますが、臨床現場で活躍できる薬剤師を目指して日々成長していきたいと思っています。
入職1、2年目は調剤室で、内服薬・外用薬の調剤業務、院内薬局窓口での患者指導業務を担当していました。3、4年目は注射センター・外来化学療法室で、注射薬の調剤、高カロリー輸液や化学療法薬の混注業務、外来化学療法室での患者指導業務、医薬品管理業務を経験し、今年度の4月より病棟配属となりました。私の担当する病棟は腎代謝内科、口腔外科、泌尿器科、移植外科を主科とする病棟で、いろいろな病態の患者さんを相手に業務にあたっています。特に糖尿病の患者さんの病識、食事に関する知識の向上、インスリン自己注射手技の確立、栄養指導などを目的に教育入院を行っている点が特徴的です。そこでは医師、看護師、薬剤師、栄養士などの様々な職種が協力して患者さんのサポートをしていきます。今まで病院薬剤師として経験して積み重ねてきた知識、技能を活かして業務にあたることができ、やりがいを感じる機会が非常に多くあります。今後も患者さんにより安心、安全で納得してもらえる医療を提供できるように、薬剤や病態の知識をつける努力し、日々成長していきたいと思います。
1・2年目は注射センターと外来化学療法室、3年目は病棟業務で整形外科病棟、4・5年目は神経内科病棟を担当し、6年目から調剤係でリーダー業務を担当しました。業務以外では4~6年目に薬剤学会のポスター発表演者、医療薬学会でポスター発表の共同演者、日本オストミー協会のイベントで講演会を経験し、また日病薬病院薬学認定薬剤師を取得しました。8年目は妊娠を機に産休育休制度を利用し、9年目から時短勤務で復職しています。自宅での子育て生活に仕事が増えたため、始めは体力的に辛かったですが、同じ職場環境のおかげで慣れることができました。10年目からは病棟業務に戻り、患者指導や持参薬鑑別を中心とした業務を担当しています。また、薬剤部内の感染・抗菌薬チームに所属し、院内感染防止対策マニュアルの改訂作業、感染症領域の後輩教育を充実させるための問題作成、職場の環境整備等に取り組んでいます。
近年はアプリやe-learningが充実し、オンライン勉強会の機会も増え、子育てをしながらの薬剤師にとっても取り組みやすい環境に変わりました。今後は専門領域の認定取得を計画していこうと思います。